2018.02.24更新

食べるということ(咀嚼)は、人類進化の原動力

 

人類はアフリカ熱帯雨林に棲んでいた祖先から生まれました。800万年前、北へ移動します。

乾燥したサバンナで生き延びるため「歯」を複雑な形に進化せて草食に適応するようになります。

やがてサバンナには大小の草食動物と肉食動物が出現します。200万年後アウストラロピテクが

現れその食性の範囲を草食性から雑食性へと変わることになります。

 

雑食性になることにより、よく噛まなければならなくなります。そのことにより脳を刺激し脳血流量が増加します。

そのことにより大きな脳と脳機能の多様性を生み出すようになます。また、食資源の確保のためその生活圏を拡げ、

結果たくましいヒト化の誕生となります。

 

ヒトの進化の原動力は、大脳皮質の特段の発達によります。この大脳皮質の発達は、咀嚼システムの発達

つまりヒトとして食べるということを発達させる過程で脳の血流量を活性化したことによりもたらされたと考えられています。

投稿者: 四つ木歯科クリニック

2018.02.23更新

日本人は草食か?肉食か?

 

近年、日本人の食生活は欧米の影響を受けて肉が中心になってきていますが、もともと日本人の食事は、野菜や穀物中心の食事が一般的でした。
例えば、遺伝子の約98%が人と同じチンパンジーは、食事の95%が植物食です。野生動物は食が自分たちの命を養い、生きていくうえで大切であることを本能的に知っているのです。人間も本来、草食系の生き物なのです。

 

人間の歯から導き出した理想的な食事バランス

 

アルバートアインシュタイン医科大学の新谷教授によると理想的な食事バランスは、植物食を85%、残りの15%を動物食で摂るのが良いとしています。

 

これは、人間の歯の数から導き出された数字だ。肉食動物は先の尖った犬歯のような歯ばかりを持ち、草食動物は門歯と臼歯を持っています。雑食動物はその両方を持ち、その歯の構成により理想的食事のバランスが決まるということです。

 

これが氏の主張だ。人間の遺伝子と最も近い遺伝子を持つチンパンジーの食事を見ると、その95.6%が植物食です。そう考えると現代人は、肉を食べ過ぎているのかもしれませんね。

投稿者: 四つ木歯科クリニック

2018.02.23更新

健康は「食」に始まり「食」に終わる

 

病気になる人には、それだけの理由が必ずあります。食生活が乱れているか、食べ方が間違っているか、または生活習慣が乱れているか、あるいはそのすべてということもあります。

 

アメリカでは1990年から、ガンの発生率、死亡率ともに減少傾向にあります。これは1977年にアメリカの議会で報告された「マクガバン・レポート」を機に政府が掲げた「食生活のガイドライン」がアメリカ社会に少しづつ定着してきたからだと言われています。

 

子供が親と同じ病気を発症しやすいのは、遺伝子として病気の原因をうけついたからではなく、病気の原因となった生活習慣を受けついた結果なのです。英語には、You are what you eat. という格言があります。これは、日本語に訳すと「あなたはあなたが何を食べているかで決まる。」となります。

 

私たちの体は、日々の食事によって養われています。つまり、健康も病気も日々の食事の積み重ねの結果であるということです。

 

健康にとって、食材の選び方、調理の仕方、そして食べ方というものがとても大切になってくるのです。私たち歯科医療に関わってきた者が「歯」(あるいは「口」)は食事をするための器官であることを再認識し、「歯」を使ってどういう食材をどう調理し、どのように食べたら良いかを指導していくことが大切なのだと思います。

 

口腔領域を担当する私たちは「食」を切り口に健康と関わっていくことが真の姿と考えています。

投稿者: 四つ木歯科クリニック

2018.02.22更新

ヒトの個体発生は人類の進化過程の縮図

 

ヒトの個体発生成長過程は、800万年の人類進化の過程の縮図としてとらえることができます。

 

新生児は、未発達の原始的脳の状態で生まれます。だからこそ、はじめからしっかり母乳保育でスタートして脳を刺激し、その活性化を図るべきです。そして離乳食からは、乳児の健康状態に合わせて、果食―草食ー肉食ー雑食へと移行していくのが望ましい。

 

幼児期から子ども・青年・中高年・老年へと続く咀嚼機能・咀嚼形態の発達過程は、まさに猿人が人類の進化向かって進んできたプロセスが、そのまま個体成長の過程で再現されている姿そのものといえます。

 

だから現代人も子どもの頃からたくましく噛みつづけるならば、寿命も150年に延びて、たくましい脳と感情なからだの機能をもって、病院や薬の世話にならない高齢の生活を楽しむことができるようになるでしょう。

 

これが21世紀に寄せる私の哲学の基礎であり、私の夢でありロマンでもあるのです。

投稿者: 四つ木歯科クリニック

2018.02.20更新

四つ木歯科クリニックは、「食支援」を中心に置いた訪問診療を行う準備をすすめています。

そもそも「食べるということ」は一体どういうことなのか?

そこで、これからシリーズでいろいろな角度から見た「食べるということ」について考えてみようと思います。

 

大学を卒業してからしばらくして、東京医科歯科大学顎口腔総合研究施設からお声がかかりました。

そこで私は、食べるということについて基礎医学的な研究を始めることとなりました。

 

私の恩師の故窪田教授は、身体に備わっている様々な「機能システム(消化・吸収・循環・呼吸・排泄・内分泌・生殖・歩行等)」は、

「咀嚼システム」と相互依存しながら、形成され、発育・成長・老化していく。とういう仮説をたてていました。

 

少し難しいですね。簡単に言うと食べることは身体の色々な働きと密接に関係していてその仕組みが出来上がり、成熟、老化にいたるまで

お互いに影響しあっている。つまり、食べることが上手くいかなくなると身体のあらゆる仕組みが維持できなくなるということです。

人を生き物として考えれば、食べられなくなることは死を意味するという当たり前のことかもしれません。

 

 

投稿者: 四つ木歯科クリニック

2018.02.20更新

四つ木歯科クリニックは、「食支援」を中心に置いた訪問診療を行う準備をすすめています。

そもそも「食べるということ」は一体どういうことなのか?

そこで、これからシリーズでいろいろな角度から見た「食べるということ」について考えてみようと思います。

 

大学を卒業してからしばらくして、東京医科歯科大学顎口腔総合研究施設からお声がかかりました。

そこで私は、食べるということについて基礎医学的な研究を始めることとなりました。

 

私の恩師の故窪田教授は、身体に備わっている様々な「機能システム(消化・吸収・循環・呼吸・排泄・内分泌・生殖・歩行等)」は、

「咀嚼システム」と相互依存しながら、形成され、発育・成長・老化していく。とういう仮説をたてていました。

 

少し難しいですね。簡単に言うと食べることは身体の色々な働きと密接に関係していてその仕組みが出来上がり、成熟、老化にいたるまで

お互いに影響しあっている。つまり、食べることが上手くいかなくなると身体のあらゆる仕組みが維持できなくなるということです。

人を生き物として考えれば、食べられなくなることは死を意味するという当たり前のことかもしれません。

 

 

投稿者: 四つ木歯科クリニック

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